円形脱毛症とアトピーの関係について

円形脱毛症とアトピーの関係についてご紹介したいと思います。円形脱毛症は、誰にでも発症する可能性のある病気なのですが、アトピー性皮膚炎などアレルギー疾患を持っている人と一般の人を比べてみると、アレルギー疾患を持っている人のほうが、円形脱毛症がより多く発症しているといわれています。それは、どうしてなのでしょうか?

 

アトピーの原因としては、体質的なものと環境的なものの両方が影響を及ぼしていると考えられています。免疫が自分の体を敵と間違って攻撃するといった、いわゆる免疫異常「自己免疫疾患」が、アトピーや円形脱毛症の原因の一つだとされているようです。アレルギーが原因の円形脱毛症かを判別する方法として、まずは自分がアレルギー体質かどうかを病院や市販のキットで検査を行ってみてはいかがでしょうか。

 

「自己免疫疾患」とは、免疫機能に異常が生じてしまい自分の体を異物とみなしてしまうため攻撃をしてしまうことです。普通では、リンパ球は、血液中に存在していますので扁桃炎や肝炎といった炎症部位に集まって炎症を鎮めようとしています。円形脱毛症の原因が「自己免疫疾患」の場合には、リンパ球は毛の根元へと集まってくるそうです。

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