円形脱毛症と間違えやすい脱毛症にトリコチロマニアというものがあります。この円形脱毛症と間違えやすい脱毛症の「トリコチロマニア」とは一体どのようなものなのでしょうか。トリコチロマニアとは、無意識のうちに自分で毛を引き抜いたりすることによって起きてしまう脱毛症の種類の一つです。「抜毛癖・抜毛症」とも言われており、爪を噛んだりする「クセ」のひとつで、円形脱毛症とは違います。
円形脱毛症の原因の一つには、精神的なものがあると思います。また、このトリコチロマニアの原因についても精神的なものではないかと考えられています。円形脱毛症と同じように、どの年齢でも発症する可能性があるそうです。特に小学生ぐらいの子供に多く見られる症状だそうです。実は「脱毛症」というものには、さまざまな種類があります。
男性ホルモンの影響である「壮年性脱毛」や物理的障害による脱毛、感染症が原因となってしまい全体的に脱毛していく「びまん性脱毛」などの種類があります。「壮年性脱毛」という種類は、男性ホルモンのテストステロンが過剰分泌されてしまうため毛乳頭の5α-リダクターゼという酵素と結び付いてしまった結果、髪の毛の成長が邪魔されることによて発症します。成長を阻害されてしまった髪の毛は、生え替わりがスムーズにできなくなってしまうため次第に薄毛になっていきます。
円形脱毛症のPUVA療法についてご紹介します。病院において円形脱毛症の治療は色々と用意されています。脱毛した部分に紫外線を照射するPUVA療法もそのひとつになります。また、脱毛した部分に液体窒素をスプレーで吹きつける方法もありますし、液体窒素をひたした綿棒を接触させるといった、液体窒素凍結治療というものもあります。
こういったさまざまな治療方法を用いても円形脱毛症がなかなか治らない場合は、副腎皮質ホルモン剤を脱毛した部分に直接注射するという方法も病院によってはとられています。脱毛した部分が広範囲なケースの場合は、副腎皮質ホルモン剤の内服治療がとられています。円形脱毛症は自然に治癒することが多いといわれています。
しかし、円形脱毛症が長期間にわたって治らなかったり、脱毛した部分が広がってしまい全頭型や汎発型になるようなケースもありますので、もしも円形脱毛症になっていると気づいたら、早めに皮膚科のある病院を訪ねるようにしたほうがよいでしょう。円形脱毛症に限らず病気は早期に発見して治療をすることが大切です。