円形脱毛症と間違えやすい脱毛症

円形脱毛症と間違えやすい脱毛症にトリコチロマニアというものがあります。この円形脱毛症と間違えやすい脱毛症の「トリコチロマニア」とは一体どのようなものなのでしょうか。トリコチロマニアとは、無意識のうちに自分で毛を引き抜いたりすることによって起きてしまう脱毛症の種類の一つです。「抜毛癖・抜毛症」とも言われており、爪を噛んだりする「クセ」のひとつで、円形脱毛症とは違います。

 

円形脱毛症の原因の一つには、精神的なものがあると思います。また、このトリコチロマニアの原因についても精神的なものではないかと考えられています。円形脱毛症と同じように、どの年齢でも発症する可能性があるそうです。特に小学生ぐらいの子供に多く見られる症状だそうです。実は「脱毛症」というものには、さまざまな種類があります。

 

男性ホルモンの影響である「壮年性脱毛」や物理的障害による脱毛、感染症が原因となってしまい全体的に脱毛していく「びまん性脱毛」などの種類があります。「壮年性脱毛」という種類は、男性ホルモンのテストステロンが過剰分泌されてしまうため毛乳頭の5α-リダクターゼという酵素と結び付いてしまった結果、髪の毛の成長が邪魔されることによて発症します。成長を阻害されてしまった髪の毛は、生え替わりがスムーズにできなくなってしまうため次第に薄毛になっていきます。

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