円形脱毛症と間違えやすい脱毛症にトリコチロマニアというものがあります。この円形脱毛症と間違えやすい脱毛症の「トリコチロマニア」とは一体どのようなものなのでしょうか。トリコチロマニアとは、無意識のうちに自分で毛を引き抜いたりすることによって起きてしまう脱毛症の種類の一つです。「抜毛癖・抜毛症」とも言われており、爪を噛んだりする「クセ」のひとつで、円形脱毛症とは違います。
円形脱毛症の原因の一つには、精神的なものがあると思います。また、このトリコチロマニアの原因についても精神的なものではないかと考えられています。円形脱毛症と同じように、どの年齢でも発症する可能性があるそうです。特に小学生ぐらいの子供に多く見られる症状だそうです。実は「脱毛症」というものには、さまざまな種類があります。
男性ホルモンの影響である「壮年性脱毛」や物理的障害による脱毛、感染症が原因となってしまい全体的に脱毛していく「びまん性脱毛」などの種類があります。「壮年性脱毛」という種類は、男性ホルモンのテストステロンが過剰分泌されてしまうため毛乳頭の5α-リダクターゼという酵素と結び付いてしまった結果、髪の毛の成長が邪魔されることによて発症します。成長を阻害されてしまった髪の毛は、生え替わりがスムーズにできなくなってしまうため次第に薄毛になっていきます。
円形脱毛症ってご存知のかたも少なくはないですよね。円形脱毛症は円形や楕円形の輪郭のはっきりした脱毛が起こってしまい、拡大していくことをいいます。これは自覚症状が無いことがほとんどで、周りにいる人間が先に気付いて、初めて本人が気付く場合もあります。円形脱毛症には種類があります。大きく分ければ5つに分類されます。まずは単発型円形脱毛症です。
それから多発型円形脱毛症です。これは頭髪の数箇所で同時に脱毛が多発的に起こります。2つ以上の脱毛部分が結合し、大きくなることがあります。一度治ったとしても繰り返す可能性がありますが、適切な治療が行われれば、半年から2年ほどで完治する場合もあるといわれています。3つ目は多発融合型円形脱毛症です。女性に多いといわれる「びまん性脱毛症」と小児に多いといわれる「蛇行性脱毛症」に分かれています。
4つ目は全頭円形脱毛症で数箇所で脱毛していた部分が、だんだんと結合し、最終的には頭髪が全て抜けてしまう症状です。治りが悪く、治療には長い期間が必要となります。最後に汎発性円形脱毛症です。これは円形脱毛症の中で、もっとも重い症状です。頭髪以外にも、眉毛やまつ毛、ひげ、わき毛、陰毛、その他全身の毛が抜けてしまいます。円形脱毛症の発症率は、男性よりも女性の方が高いといわれており子供にも発症することもあります。