円形脱毛症の場合、実に色々なタイプがあります。たとえば頭部が一カ所単発的に抜ける場合もありますし、抜ける範囲が数カ所に多発する場合もあります。そして頭髪すべてが抜け落ちる場合もありますし、まつげや眉毛といった全身の毛が抜け落ちる場合もあります。一般に放置しておいても一定の大きさになれば脱毛が止まります。
そして数カ月で元に戻るといわれています。円形脱毛症の原因は精神的ストレスや自律神経の異常、また内分泌障害、自己免疫系の異常というようにいわれています。しかし,はっきりした原因はまだわかっていません。一般には血液循環が悪くなってしまい毛髪を作る毛母細胞の働きが衰えてしまうため毛が伸びなくなると考えられています。
西洋医学では脱毛した部分に副腎皮質ステロイドの外用薬を塗ることがあります。また、ドライアイスによる刺激療法などが行われるほかにも血行改善薬や抗アレルギー薬、精神安定薬など数種類の飲み薬を使って治療することになります。漢方医学でも円形脱毛症の治療方法はまた別にあるようです。自分にあった治療方法を見つけるとよいでしょう。
円形脱毛症のPUVA療法についてご紹介します。病院において円形脱毛症の治療は色々と用意されています。脱毛した部分に紫外線を照射するPUVA療法もそのひとつになります。また、脱毛した部分に液体窒素をスプレーで吹きつける方法もありますし、液体窒素をひたした綿棒を接触させるといった、液体窒素凍結治療というものもあります。
こういったさまざまな治療方法を用いても円形脱毛症がなかなか治らない場合は、副腎皮質ホルモン剤を脱毛した部分に直接注射するという方法も病院によってはとられています。脱毛した部分が広範囲なケースの場合は、副腎皮質ホルモン剤の内服治療がとられています。円形脱毛症は自然に治癒することが多いといわれています。
しかし、円形脱毛症が長期間にわたって治らなかったり、脱毛した部分が広がってしまい全頭型や汎発型になるようなケースもありますので、もしも円形脱毛症になっていると気づいたら、早めに皮膚科のある病院を訪ねるようにしたほうがよいでしょう。円形脱毛症に限らず病気は早期に発見して治療をすることが大切です。