円形脱毛症時のパーマやカラーリングは避けてください。かつらは、使用しても問題はありません。パーマやカラーリングの薬品は、刺激が強いため、よくありません。頭皮に薬品が付いてしまった場合、その刺激によって、脱毛部分が増えるなどの悪影響が出る可能性もあります。かつらは、問題ありません。精神的な苦痛を和らげるためにも、かつらは必要です。
現在かつらは、特別必要でなくても、洋服を着替えるように、かつらもコーディネートによって変えるなど、ファッションとして考え、購入している人が増えています。販売店も多くあり、また、直接お店に行かなくても、インターネットで、注文や予約、相談などができます。かつらを使用していることを家族や周りの人に感づかれたくないという人のために、商品の送り主を人名にしたり、郵便局止まりで届けたりなど、プライバシーについても、考慮しており、他人の目を気にすることなく、気軽にかつらを購入することができます。
かつらの専門店などでは、プライバシーのために、部屋は全て個室であったり、同性の相談員で対応してくれたり、個室の美容室が併設されていて、かつらをつけていても、普通におしゃれを楽しむことができます。
【一口メモ】
かつらには、医療用かつらというのがあり、抗がん剤治療や円形脱毛症、交通事故などでの外傷などによって、脱毛がある場合に使用するかつらのことを言います。医療用かつらは一般のかつらと構造や素材が異なると考えている人がいますが、実際は、ほぼ同じものです。医療用かつらには、定められた規定はありません。販売店によって、内容は変わりますので、注意が必要です。
円形脱毛症のPUVA療法についてご紹介します。病院において円形脱毛症の治療は色々と用意されています。脱毛した部分に紫外線を照射するPUVA療法もそのひとつになります。また、脱毛した部分に液体窒素をスプレーで吹きつける方法もありますし、液体窒素をひたした綿棒を接触させるといった、液体窒素凍結治療というものもあります。
こういったさまざまな治療方法を用いても円形脱毛症がなかなか治らない場合は、副腎皮質ホルモン剤を脱毛した部分に直接注射するという方法も病院によってはとられています。脱毛した部分が広範囲なケースの場合は、副腎皮質ホルモン剤の内服治療がとられています。円形脱毛症は自然に治癒することが多いといわれています。
しかし、円形脱毛症が長期間にわたって治らなかったり、脱毛した部分が広がってしまい全頭型や汎発型になるようなケースもありますので、もしも円形脱毛症になっていると気づいたら、早めに皮膚科のある病院を訪ねるようにしたほうがよいでしょう。円形脱毛症に限らず病気は早期に発見して治療をすることが大切です。