円形脱毛症の治療は、健康保険が適用されますので、心配な場合は、皮膚科や脱毛症の専門医で相談・治療を行いますが、症状が軽度の場合、市販されている円形脱毛症の治療薬でも、効果があるといわれています。
飲み薬では、「ハツモール内服錠」があります。これは、医療処方薬のセファランチンが含まれています。ハツモール内服錠は、生薬とビタミン類を主体とした医薬品で、飲む発毛促進剤として市販されています。体内より栄養の補給をして、局所的な栄養障害を体内から改善、皮下組織の栄養を良好にし、毛乳頭組織の発毛する力を復活させ、発毛しやすい体質にします。また、精神的ストレスや自律神経の障害による脱毛症については、内科的に精神安定を補助します。
患部に塗る薬は、育毛剤として、「ハツモール・ヘアーグロアーS」、「ハツモール頭髪用軟膏S」「カロヤンガッシュ」があります。「ハツモール・ヘアーグロアーS」は、女性ホルモンである、安息香酸エストラジオールと薄毛、発毛促進に効果がある有効成分により、髪の毛を健やかに成長させます。また、ハツモール内服錠と併用した場合、発毛改善の向上が見られたという報告があります。
「ハツモール頭髪用軟膏S」は、円形脱毛症や生え際など気になる部分に直接塗って効く発毛促進剤です。軟膏タイプで塗りやすく、薬が頭皮に密着するため、持続効果や保湿効果がすぐれ、頭皮の毛細血管の動きを活発にさせます。毛乳頭の賦活作用を促進し、衰えた細胞を活性化させ、毛根部の障害を回復、発毛促進を促します。
「カロヤンガッシュ」は、医療処方薬であるフロジン液に含まれる成分塩化カルプロニウムを主成分として配合しています。処方薬と異なるのは、塩化カルプロニウムの配合率で、フロジン液では5%、カロヤンガッシュでは2%となっています。頭皮や毛根に対し、血行促進作用を高めた発毛促進剤です。生薬を含む6種類の成分が複合的に作用し、発毛促進や育毛、脱毛予防などに効果を発揮します。
円形脱毛症の治療は皮膚科でおこないましょう。円形脱毛症の症状はひとそれぞれ違います。10円玉くらいの円形の部分が1ヵ所ある場合もありますし、全体に薄くなっているという症状が見られる場合もあります。円形脱毛症になってしまった場合に何科を受診したらよいのか迷うこともあるかmそいれませんよね。その原因が、ストレスからくるものなのか、病気からくるものかは個人ではわかりませんよね。
円形脱毛症のような症状ではあるけれども、全頭脱毛症に進行しているとも考えられるのです。自己判断で、ストレスが原因と決めつけてしまい、心療内科を受診したり、病院へ行かないで自然治癒を期待するだけでは、円形脱毛症がますます悪化してしまう可能性があります。最近では、円形脱毛症は自己免疫が原因とも考えられています。それははっきりとしたストレスのない人にも発症するケースがあるのです。
ストレスによって発症した円形脱毛症の場合には、病院での治療を受けなくても、ほとんどは6ヶ月程で自然に治癒するといわれています。そのため円形脱毛症になったからといって、誰しもすぐに病院にいくわけではありません。自分や周りの人を含めて「たかが円形脱毛症」などというような形でとらえられている場合も多いということが事実です。
ただし、原因がストレスではない場合には、通常の円形脱毛症では内臓の病気との関連はないのですが、頭部全体に症状がみられる場合には、ホルモン異常などの病気が隠れている可能性もあります。勝手に自己診断を行わないで、まずは皮膚科専門医のいる医療機関や皮膚科を標榜している開業医や病院の皮膚科などを受診されるのをお勧めします。