自分の頭髪に円形脱毛症のような症状が出た場合、本当に円形脱毛症なのかどうか、自己診断することができます。円形脱毛症の自己判断では、次の項目をチェックしてみましょう。
●何の前ぶれもなく、突然脱毛が始まった。
●脱毛した部分の形が、円形または、楕円形をしている。
●脱毛している部分の周りの髪の毛を痛みもほとんどなく、簡単に抜くことができる。
●抜けた髪の毛の毛根の部分が、細く尖った状態だったり、切れ毛がある。
●爪に溝のようなスジが横に入ったり、小さなくぼみがある。
突然に、脱毛が始まった場合、円形脱毛症の可能性が高いと考えられます。脱毛した部分が円形や楕円形だった場合、境目がはっきりしているかどうか、確認してみましょう。輪郭のはっきりした円形や楕円形の脱毛の場合、円形脱毛症の可能性があります。脱毛部分が輪郭のはっきりしているきれいな円形で、場所が頭頂部の場合、回復が早いといわれています。
脱毛した部分の周囲の髪の毛を抜いてみて、痛みもほとんどなく、簡単に抜けてしまう間は、円形脱毛症が進行中の状態であることを意味します。また、脱毛部分の頭皮にむくみがある場合や、毛穴が黒い場合も進行中と考えられます。さらに、脱毛部分が、周りに比べてへこみがみられる場合があります。このへこみが深く感じる場合、回復に時間がかかる可能性があります。
円形脱毛症の場合の髪の毛の特徴として、毛根部分がペン先のように細く尖っていることが挙げられます。また、必ずではありませんが、毛根部が感嘆符「!」のような形になっていたり、円形脱毛を繰り返している場合、萎縮を繰り返しているので、太い部分と細い部分が交互に出ている毛根もあります。
脱毛部分に出る症状の他に、爪に変化が現れる場合があります。爪に出る横スジは、貧血や強い疲労などの身体の調子が悪いときに出てくる症状ですが、円形脱毛症と診断された患者の約25%の人に、爪に横スジが入ったり、小さなくぼみが出ています。
円形脱毛症にはほとんど自覚症状がありません。症状が長引いたり、多くの髪の毛が一度に抜ける場合は、他の病気による脱毛の可能性もあるので、病院で受診・相談をしましょう。また、円形脱毛症の悩みを1人で抱えてしまい、ストレスとなってしまう場合も、無理をしないで、専門の医師に相談・診断をしてもらうことが必要です。
円形脱毛症ってご存知のかたも少なくはないですよね。円形脱毛症は円形や楕円形の輪郭のはっきりした脱毛が起こってしまい、拡大していくことをいいます。これは自覚症状が無いことがほとんどで、周りにいる人間が先に気付いて、初めて本人が気付く場合もあります。円形脱毛症には種類があります。大きく分ければ5つに分類されます。まずは単発型円形脱毛症です。
それから多発型円形脱毛症です。これは頭髪の数箇所で同時に脱毛が多発的に起こります。2つ以上の脱毛部分が結合し、大きくなることがあります。一度治ったとしても繰り返す可能性がありますが、適切な治療が行われれば、半年から2年ほどで完治する場合もあるといわれています。3つ目は多発融合型円形脱毛症です。女性に多いといわれる「びまん性脱毛症」と小児に多いといわれる「蛇行性脱毛症」に分かれています。
4つ目は全頭円形脱毛症で数箇所で脱毛していた部分が、だんだんと結合し、最終的には頭髪が全て抜けてしまう症状です。治りが悪く、治療には長い期間が必要となります。最後に汎発性円形脱毛症です。これは円形脱毛症の中で、もっとも重い症状です。頭髪以外にも、眉毛やまつ毛、ひげ、わき毛、陰毛、その他全身の毛が抜けてしまいます。円形脱毛症の発症率は、男性よりも女性の方が高いといわれており子供にも発症することもあります。